2010年 06月 15日
退院しました |
扁桃腺切除、しました。
4日に入院し、10日間。
病院で、ディープな社会勉強をしてきましたよ。
Tジーパンツ、とよばれる未知の下着と出会い。
用途も書いてないので、水戸黄門の残りの10分のあの場面のように
「看護師さーん、これ、使い方とか用途書いてないんですけどー
何するの~?」と見せながら駆け寄ると
「田上さーん、そんなの見せて歩くモンぢゃないわよぉーー」
と大笑いされ。
ま、用は手術後7時間くらいビクともできないから、
そのときに用を足したくなったら、
看護師さんの介助が必要になり、
ベッドをシモで汚さないようにするための
ま、オムツ、だな。
普段、ヨットに乗ると、
9時に出港して17時に帰る、までトイレに行かないに慣れているため、
これは、不要だとわかるも、
手術の決まりなので、Tジーパンツ、初体験。
ふわふわして、ゆるゆるして、へんな感じ(笑)。
手術室でも麻酔の先生たちとオシャベリ。
「さ、いま点滴に麻酔を流しましたよー」
「はーい、ん? あ、なんかアタマがクラクラしてきたかーーもーーーZZZZ」
初の全身麻酔へ落ちる瞬間を体験。
起きたら、酸素マスクして終わってました。
1時に始まって、5時に目が覚め、夜11時まで身動き取れず。
トイレも忘れ寝てました。
あぁ、ヨットでトイレに行かないでも平気な体質で良かった。
看護師さんの介助で、自力でトイレに行き、
さ、朝まで寝るか!
と思ったら、モノスゴイいびきに挟まれ、一睡も出来ず。
女性部屋なので、女性だけだよな? と思ったが、
それは、轟音。。。
ヨット仲間の雑魚寝で、
散々、いびきや歯軋り、寝っ屁には慣れているはずのアタシでしたが、
それは、想像以上でした。
つぎの雑魚寝は、みんなのいびきが、小鳥のさえずりに聞こえるはずです。
翌朝の検診で、主治医が
「どう? 体調は?」に
「部屋のいびきがヒドイです」と答えたくらい。
さらに、つぎの日の検診で、主治医が
「どうかな? 1日たったけど?」に
「部屋のいびきがひどいです」と答え。
偶然か、涙の訴えが通ったのか、
爆音の方、2名のうち、1名は病室お引越し、
もう1名は退院されました。
新しく揃った4人部屋のみなさまは、
昼はオシャベリ、夜は静かな
ステキな方ばかり。
傷がかさぶたになるにつれ、
アタシの痛みも倍増していきますが、
部屋の皆様の病状に比べれば、なんと楽なこと。
隣のおば様は「アタシねぇ、大腸が全部無いのよ、
それで、がんばってる小腸もねじれちゃってねぇ」と
腸閉塞で緊急入院。
向かいのおばあさまは「アタシはね、脳の信号が手足にいかなくなっちゃうの。
信号で止まると、つぎに歩けなくなっちゃうのよねぇ」と
難しい難病で入院。
ななめ向かいのおばあさまは「50過ぎの息子が結婚することになって、
お嫁さんに気を使ってたら結婚式まえなのに、倒れちゃってねぇ」と
脳梗塞で入院。
アタシは、扁桃腺取っただけで、
喉に物が通らないだけで、
体は元気。
なのに、みなさん自分の子供や孫くらいの年なもんだから、
大変、よくしてくださいました。
笑顔と笑い声の絶えない、唯一の病室で、
看護師さんも息抜きに来てくれるくらい。
「この部屋、明るくて楽だわー」って。
お見舞いの方々もたくさん来てくれる病室でした。
お花もたくさんあって。
お見舞いに来てくださったみなさん、
ありがとうございました。
そのたびに元気が出ました。
入院してるときに、誰かに来てもらうって、
こんなにありがたいことなんだって、
入院しないとわからないと思う。
メールもとっても励まされました。
本当にありがたかったです。
だれかが入院したら、
あたしは時間を割いても行くつもりです。
だめでもメールをするつもり。
1日おきに病室のおば様たちの点滴針も抜けて
「1抜けー!」「2抜けー!」「3抜けー!」と
結局一番年下で元気なアタシが、
最後まで針刺してました。
食べられないために、点滴地獄。
ブドウ糖たっぷりの点滴のおかげで、
たいして痩せることもなく。。。。。
あの事件があるまでは、
とっても快適な病院生活だったのに。。。。。。。
あの事件があるまで、は。。。。。。
怖すぎるあの事件は、
会ったら話します。。。。。
おかげで、逃げるように退院しました。
主治医は「早すぎるよ」と困ってましたが、
仲良くなった看護師さんは、
「そういう人もいるから、自宅にいたほうがいいね」と同情してくれましたです。
退院後、偶然顔見知りのタクシードライバーのおばさんだったので、
「白旗神社に立ち寄ってください!」とお願いし、
お参りしてから、帰宅。
点滴打てないで、栄養バランスが悪くなるけど、
自宅が一番。
帰宅後、医療関係のプロジェクトに関わってる相方ちゃんが
同僚に「うちの相方が、見たらしいよ」と言うと
「どこ病院?」と言われ「藤沢市民病院」と答えたら
「あぁ、あそこね、よく出るらしいよ」・・・・
夏に向けて、いい話題が出来ました。
涼しい夏を過ごしたい方、
アタシが元気にしゃべれるようになったら、
ぜひ、お話いたします。。。。。
とりあえず!
退院!!!!
健康第一!!!
途中、看護師さんと仲良くなっとくように指令や、
カワイイ看護師さんいますか? 問い合わせがありました。
残念ながら、
弱まっている私にとって、
看護師さんは「全員天使」です。
そして、みんな「かわいい」です。
お見舞いに来てくれたakiさんたち。
K中さん、唐突に「ナースステーションにカワイイ子、いなかったぞ」はやめてください。
確かに、あの日はいなかったかも。
いや、ナースステーションは、大御所がいて、
病室で動き回ってる看護師さんが若いんです。
とはいえ、
仲良くなった看護師さん、
うちから30秒くらいの看護師寮の人だと判明。
退院したら、友達になってもいいんだから、
今度、ご飯食べにきてよ!
と言ったら、友達いなかったんです、寮だから!と仲良くなりました。
聞けば23歳。
しっかりしてるから、もっと上かと思ったが、
若すぎた。。。。。
ヨットのみなさま、地道に寮の看護師さん交流をしていきますぜ。
11月の江ノ島の花火大会には、
乗せてあげてください。
4日に入院し、10日間。
病院で、ディープな社会勉強をしてきましたよ。
Tジーパンツ、とよばれる未知の下着と出会い。
用途も書いてないので、水戸黄門の残りの10分のあの場面のように
「看護師さーん、これ、使い方とか用途書いてないんですけどー
何するの~?」と見せながら駆け寄ると
「田上さーん、そんなの見せて歩くモンぢゃないわよぉーー」
と大笑いされ。
ま、用は手術後7時間くらいビクともできないから、
そのときに用を足したくなったら、
看護師さんの介助が必要になり、
ベッドをシモで汚さないようにするための
ま、オムツ、だな。
普段、ヨットに乗ると、
9時に出港して17時に帰る、までトイレに行かないに慣れているため、
これは、不要だとわかるも、
手術の決まりなので、Tジーパンツ、初体験。
ふわふわして、ゆるゆるして、へんな感じ(笑)。
手術室でも麻酔の先生たちとオシャベリ。
「さ、いま点滴に麻酔を流しましたよー」
「はーい、ん? あ、なんかアタマがクラクラしてきたかーーもーーーZZZZ」
初の全身麻酔へ落ちる瞬間を体験。
起きたら、酸素マスクして終わってました。
1時に始まって、5時に目が覚め、夜11時まで身動き取れず。
トイレも忘れ寝てました。
看護師さんの介助で、自力でトイレに行き、
さ、朝まで寝るか!
と思ったら、モノスゴイいびきに挟まれ、一睡も出来ず。
女性部屋なので、女性だけだよな? と思ったが、
それは、轟音。。。
ヨット仲間の雑魚寝で、
散々、いびきや歯軋り、寝っ屁には慣れているはずのアタシでしたが、
それは、想像以上でした。
翌朝の検診で、主治医が
「どう? 体調は?」に
「部屋のいびきがヒドイです」と答えたくらい。
さらに、つぎの日の検診で、主治医が
「どうかな? 1日たったけど?」に
「部屋のいびきがひどいです」と答え。
偶然か、涙の訴えが通ったのか、
爆音の方、2名のうち、1名は病室お引越し、
もう1名は退院されました。
新しく揃った4人部屋のみなさまは、
昼はオシャベリ、夜は静かな
ステキな方ばかり。
傷がかさぶたになるにつれ、
アタシの痛みも倍増していきますが、
部屋の皆様の病状に比べれば、なんと楽なこと。
隣のおば様は「アタシねぇ、大腸が全部無いのよ、
それで、がんばってる小腸もねじれちゃってねぇ」と
腸閉塞で緊急入院。
向かいのおばあさまは「アタシはね、脳の信号が手足にいかなくなっちゃうの。
信号で止まると、つぎに歩けなくなっちゃうのよねぇ」と
難しい難病で入院。
ななめ向かいのおばあさまは「50過ぎの息子が結婚することになって、
お嫁さんに気を使ってたら結婚式まえなのに、倒れちゃってねぇ」と
脳梗塞で入院。
アタシは、扁桃腺取っただけで、
喉に物が通らないだけで、
体は元気。
なのに、みなさん自分の子供や孫くらいの年なもんだから、
大変、よくしてくださいました。
笑顔と笑い声の絶えない、唯一の病室で、
看護師さんも息抜きに来てくれるくらい。
「この部屋、明るくて楽だわー」って。
お見舞いの方々もたくさん来てくれる病室でした。
お花もたくさんあって。
お見舞いに来てくださったみなさん、
ありがとうございました。
そのたびに元気が出ました。
入院してるときに、誰かに来てもらうって、
こんなにありがたいことなんだって、
入院しないとわからないと思う。
メールもとっても励まされました。
本当にありがたかったです。
だれかが入院したら、
あたしは時間を割いても行くつもりです。
だめでもメールをするつもり。
1日おきに病室のおば様たちの点滴針も抜けて
「1抜けー!」「2抜けー!」「3抜けー!」と
結局一番年下で元気なアタシが、
最後まで針刺してました。
食べられないために、点滴地獄。
ブドウ糖たっぷりの点滴のおかげで、
たいして痩せることもなく。。。。。
あの事件があるまでは、
とっても快適な病院生活だったのに。。。。。。。
あの事件があるまで、は。。。。。。
怖すぎるあの事件は、
会ったら話します。。。。。
おかげで、逃げるように退院しました。
主治医は「早すぎるよ」と困ってましたが、
仲良くなった看護師さんは、
「そういう人もいるから、自宅にいたほうがいいね」と同情してくれましたです。
退院後、偶然顔見知りのタクシードライバーのおばさんだったので、
「白旗神社に立ち寄ってください!」とお願いし、
お参りしてから、帰宅。
点滴打てないで、栄養バランスが悪くなるけど、
自宅が一番。
帰宅後、医療関係のプロジェクトに関わってる相方ちゃんが
同僚に「うちの相方が、見たらしいよ」と言うと
「どこ病院?」と言われ「藤沢市民病院」と答えたら
「あぁ、あそこね、よく出るらしいよ」・・・・
夏に向けて、いい話題が出来ました。
涼しい夏を過ごしたい方、
アタシが元気にしゃべれるようになったら、
ぜひ、お話いたします。。。。。
とりあえず!
退院!!!!
健康第一!!!
途中、看護師さんと仲良くなっとくように指令や、
カワイイ看護師さんいますか? 問い合わせがありました。
残念ながら、
弱まっている私にとって、
看護師さんは「全員天使」です。
そして、みんな「かわいい」です。
お見舞いに来てくれたakiさんたち。
K中さん、唐突に「ナースステーションにカワイイ子、いなかったぞ」はやめてください。
いや、ナースステーションは、大御所がいて、
病室で動き回ってる看護師さんが若いんです。
とはいえ、
仲良くなった看護師さん、
うちから30秒くらいの看護師寮の人だと判明。
退院したら、友達になってもいいんだから、
今度、ご飯食べにきてよ!
と言ったら、友達いなかったんです、寮だから!と仲良くなりました。
聞けば23歳。
しっかりしてるから、もっと上かと思ったが、
若すぎた。。。。。
ヨットのみなさま、地道に寮の看護師さん交流をしていきますぜ。
11月の江ノ島の花火大会には、
乗せてあげてください。
by tsugimi
| 2010-06-15 12:28